(写真は今回のベストショット。ロドリゲスVSレリス戦)
最近はマニラに自分の選手の試合で行くと「今夜もどこそこで興行あるよ。見に行かないの?」とかよく言われます。今回もそんな感じでいったんですが…一緒に行ってくれたラブさんのおかげで助かりましたわ…試合会場はなんと海軍基地の居住地区の中!主催者の一人はタイのナリス・シンワンチャー氏だっ!しかも興行の結末が恐ろしい結果に…(滝汗)
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(愚連隊の一言)マニラも広いのう…
あたしの絡んだ試合の公開計量の時に、オフィシャルの中の人とかから
「今夜どこそこで試合があるよ、見に行かないの?行くんでしょ?」
と誘いが…って絶対彼らは
あたしをお抱え写真師のように写真撮ってもらうのが好きなのだ…(汗)
そんな話をしていたら横で聞いていたらグレッチェン・アバニエル(今回の敵方である)が
「そこならあたしの家から近いからうちに遊びに来てそのまま行けばいいじゃない。」
とか言い出したんで、すでに以前一度お世話になってるんですが
行ってきました(きっぱり)
と言っても「グレッチェンとあたしの 2 人でしっぽり…」ではなくて、グレッチェンの非常に親しい(意味深)ラブさん(♂)が一緒。今回はジプニーを乗り継いで有名ショッピングセンター「マカティ・マカティ」の裏手にあるグレッチェン家にゴー♪ジプニーを乗り継いでの3人旅で、降りたところは
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<なんじゃこりゃああああ!(by松田優作)>
というようなどでかい建物が。位置としては「マカティ・マカティ」という巨大ショッピングモールの裏手なんですが、これまた巨大ショッピングモール「SMメガモール」の会社が新しいショッピングセンターを建設中なのだそうな。しかしそこから反対側を見ると…
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<こういう光景がすぐ近くに同居している>
もちろん?グレッチェンの住んでいるのはこちら側です。
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<アップダウンがきついマニラの道>
バンコクと違ってアップダウンのある市内の道を「ひーひー」いいながら歩いているとグレッチェンが「見て見て!」っと公道?に
グレッチェンの垂れ幕が!?Σ( ̄□ ̄;)
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地元じゃさすがに有名ですね。フィリピンのボクシング熱もすごいしね。空港の入管でも「ボクシングの試合で来ました。」というと係官の愛想がよくなるからね。(実話)
相変わらずの難解な道を通って家に着くと食事をいただいたんですが、
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<どーみてもゴーヤ・チャンプルー>
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<グレッチェン家で頂く料理がフィリピンで一番美味しかったりする>
その後、彼女の家の子供2人と遊んだり、それでも時間が余ったので
昼寝して(おいおい)
午後3時過ぎにラブ氏と一緒に試合会場に向かいました。
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試合会場はマジに海軍施設の中。入り口でいきなり止められて
「外国人は入れません。」「ましてやカメラを持った外国人は許可されません。」
とストップを食いました。(汗)(フィリピン人はIDカードを預けて入域可能)ラブ氏(彼も海軍)とマッチメーカーのA氏、さらにA氏からプロモーターに話をしてもらってやっと中に入れました。(汗)そういう意味ではここの写真も貴重かも?
しかしチラシには「午後4時」と書いてあったのに、4時にいってもまだ会場の整備中だったりして、実際の試合開始は午後7時過ぎでした。(汗)
まあよくあるこった…(達観)
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<試合会場には巨大なナリス氏の肖像画が…>
最近はそうなんですが、試合会場に入ればあちこちから
「ハイ、フレンド!」「ヘイ、バンコク」
と声をかけてくる選手、オフィシャル、マネージャーなどなど。
まあいつものこった…
以下、大会詳細です。
[[ 2012年12月21日 ]] TIBAY NG PINOY?(ナリス・シンワンチャー&Joven Sport Promotion)
場所:BONIFACIO NAVAL STATION, FORT BONIFACIO, TAGUIG CITY, MANILA
▼第1試合:ノンタイトル、6回戦、契約重量108ポンド
クラヴェラス・R・シンワンチャー(フィリピン) VS イアン・リグタン(フィリピン)
ナリス・シンワンチャー氏はタイのプロモーターですがフィリピンに進出し、フィリピンでマネージャーとプロモーターのライセンスを取得しています。さらに有望な選手にはスポンサーとして資金提供をし、その代わりに「シンワンチャー」の名前をリングネームに入れさせています。このやり方はタイのやり方ですね。
この試合は本来第2試合だったんですが、第1試合の選手の到着が遅れたために急遽第1試合に変更になりました。
フィリピンなどはアンダーカードの試合が白熱して面白いんですがこの試合もご多分に漏れず面白い試合に。
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スピードではクラヴェラスが上回るんですが思い切りのいいフックを振るうリグタンを攻めきれず決め手がありません。
結果はドロー。いきなり接戦からの開幕です。
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▼第2試合:ノンタイトル、4回戦、契約重量106ポンド
デクスター・デマクランガン(フィリピン) VS ジロー・サオノイ(フィリピン)
当初予定のアレイ・コラポからデマクランガンに選手変更。
この試合はデクスターが終始優勢。バランスが良くて思い切りのいい連打が出ますね>デマクランガン。
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サオノイのジャブもカウンターで入るなど健闘はしたものの、3Rにデマクランガンに攻め込まれたところでレフェリーが試合を止めました。
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デマクランガンが3R1分45秒TKO勝ち
▼第3試合:ノンタイトル、8回戦、契約重量113ポンド
バサドゥレ・D・シンワンチャー(フィリピン) VS ローランド・ニオネス(フィリピン)
バサドゥレ・D・シンワンチャーことダリル・バサドゥレ。
ってこのボクサーのマネージャーはあたしの盟友か…しかし選手よりもセコンドについてる人が100倍強そうなんですが…(汗)
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メキシコのときもそうだけど、なんか
プロレスラーみたいな人が好きなのかねえ…(汗)
さて、試合ですが序盤につっかけたのはニオネスだったんですが、バサドゥレのパンチが入ると急速に失速。ニオネスも悪くはない。体幹がしっかり安定していてプーンサワットにちょっと似た感じ。
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しかし、試合はニオネスがフェイントを使いすぎてパンチのやり取りに至らず面白くないシーンもありましたが、全般にバサドゥレが優勢。最後は5Rにバサドゥレの連打でニオネスがダウン。
立って戦う意思を示したもののそれまでのダメージを考慮してかレフェリーが試合をストップしました。
5R1分44秒バサドゥレがTKOで勝利
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KO賞では直接ナリス氏から賞金がもらえます。
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<チーム・ジェネラルサントス(パッキャオの故郷)の皆さん>
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<お口直しに今回のラウンドガール>
▼第4試合:ノンタイトル、8回戦、契約重量115ポンド
ジョバンニ・エスカナー(フィリピン) VS ジョン・サロゴアル(フィリピン)
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アンダーカードから見るのが楽しいのはこの試合みたいな試合が見れるためで、この試合まででもエキサイトして写真を撮りすぎてメモリーが足りなくなりそうな始末。
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この試合もすさまじい打ち合い、実力拮抗、本当にボディブローでの体力の削りあいって感じで見ていても興奮するわ、疲れるわ(笑)ただどちらも決定打がなくはっきり優勢に出来ない。
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アンダーでこういう試合をしてきて上に上がれば強くなるわけです。
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結果はUDでエスカナーの勝利もあたし的には全く甲乙付けがたい試合でした。
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<今回の美女二人♪>
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<子供たちも観戦にきてます。こういうのが裾野を広げるんですよね>
▼第5試合:ノンタイトル、10回戦、契約重量126ポンド
ローヨー・G・シンワンチャー(フィリピン) VS レックス・オリサ(フィリピン)
ローヨー・G・シンワンチャーことガブリエル・ローヨーが登場。しかし明らかにレックス・オリサが優勢。っていうか
子ども扱いされてる!?Σ( ̄□ ̄;)
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オリサは受けに回って、ローヨーのパンチが入ると打ち返してくるものの、完全にわざと「片手打ち」で打ち返す感じ。
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終盤こそ疲れたのか普通に近い戦い方をしましたが、実力の差がはっきりした組み合わせでした。
オリサが8RTKO勝ち
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ちなみに後でレックス・オリサの兄弟のリチャード・オリサ(タイで昔あったことがある)と話したら6人兄弟(3男、3女)で男3人は皆ボクサーだそうです。
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<今回のラウンドガール>
▼第6試合:ノンタイトル、10回戦、契約重量118ポンド
ロドリゲス・F・シンワンチャー(フィリピン) VS ディノ・レシス(フィリピン)
以前タイで会ったことのあるロドリゲス・F・シンワンチャーことフレデリックス・ロドリゲスが登場。向こうも覚えてて会場入りしたときから挨拶してくれたんですが、彼もけっこう強いね。
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1Rに左右の強いフックを振るって猛攻をかけたロドリゲスだったんですが、これで拳でも痛めたのか2R以降手数が減ります。かたやレシスはタフ。そんな強さは感じないけどタフさは一級。
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<ロドリゲス(右)のパンチは入ってるんだが…>
5Rにレシスのフックがクリーンヒットしてロドリゲスが少し危うくなる場面がありましたがその後も全般にロドリゲスが優勢。でも手数が少ないラウンドが多く、
なんだよ、この展開で判定までいくのかょ〜〜
っと不満に思いつつあるところで9Rレフェリーが試合を止めてロドリゲスがTKO勝ちを収めました。
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<レフェリーも最近おなじみのアバインザ氏>
▼第7試合:WBOアジアパシフィックユース・フライ級タイトルマッチ
アストン・パリクテ(フィリピン) VS ロムニック・マゴス(フィリピン)
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<今回の興行のメインの方々>
入場からもう
勝負は決まったな…
というくらいの対格差のあったこの試合。パリクテは長身、リーチも足も長くそれでいて力強そう。かたやマゴスは背も低く、まだ子供みたいな顔つき。
案の定、1Rに
まさに上から打ち下ろすようなパンチでパリクテがダウンを奪います。
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正直技量でもパリクテが完全に上で、マゴスのパンチは子供パンチで当たっても効いているようには見えません。
ところが、
誰もが「すぐに終わりだな…」と思ったこの試合、3Rにごちゃごちゃの展開になった時にマゴスのパンチがパリクテにうまく入ったようで
パンチ効いた〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!?(驚)
後退して距離をとろうとするパリクテを
子供走りで追いかけるマゴス!?Σ( ̄□ ̄;)
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<走ってます>
懸命に距離をとって回復の時間を取ろうとするパリクテだけど
子供走りで追いかけて追撃だ!
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<走ってます>
ラウンドが変わった4Rも状況変わらず、とうとうマゴスがパリクテから2度のダウンを奪います!?
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もうパリクテボロボロ…
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<力尽きかけているダウン直後のパリクテ>
5R開始…っとパリクテがコーナーからでてこない!?
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棄権だ〜〜〜〜〜〜!?
マゴス、勝利!!!ユース王者!!!っていうか
あれで王者でいいのか!!!!!!(核爆)
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陣営は大喜びでものすごい騒ぎになりましたが、あたしは近くのレフェリー、その後GABの人と「あれええの?」(汗)と話をしていた
サプライズエンディングとなりました(マジに)
試合終了時点で
夜11時半過ぎ…
まあいい経験になった海軍基地興行でした。
ではまた
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最近はマニラに自分の選手の試合で行くと「今夜もどこそこで興行あるよ。見に行かないの?」とかよく言われます。今回もそんな感じでいったんですが…一緒に行ってくれたラブさんのおかげで助かりましたわ…試合会場はなんと海軍基地の居住地区の中!主催者の一人はタイのナリス・シンワンチャー氏だっ!しかも興行の結末が恐ろしい結果に…(滝汗)
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あたしの絡んだ試合の公開計量の時に、オフィシャルの中の人とかから
「今夜どこそこで試合があるよ、見に行かないの?行くんでしょ?」
と誘いが…って絶対彼らは
あたしをお抱え写真師のように写真撮ってもらうのが好きなのだ…(汗)
そんな話をしていたら横で聞いていたらグレッチェン・アバニエル(今回の敵方である)が
「そこならあたしの家から近いからうちに遊びに来てそのまま行けばいいじゃない。」
とか言い出したんで、すでに以前一度お世話になってるんですが
行ってきました(きっぱり)
と言っても「グレッチェンとあたしの 2 人でしっぽり…」ではなくて、グレッチェンの非常に親しい(意味深)ラブさん(♂)が一緒。今回はジプニーを乗り継いで有名ショッピングセンター「マカティ・マカティ」の裏手にあるグレッチェン家にゴー♪ジプニーを乗り継いでの3人旅で、降りたところは

<なんじゃこりゃああああ!(by松田優作)>
というようなどでかい建物が。位置としては「マカティ・マカティ」という巨大ショッピングモールの裏手なんですが、これまた巨大ショッピングモール「SMメガモール」の会社が新しいショッピングセンターを建設中なのだそうな。しかしそこから反対側を見ると…

<こういう光景がすぐ近くに同居している>
もちろん?グレッチェンの住んでいるのはこちら側です。

<アップダウンがきついマニラの道>
バンコクと違ってアップダウンのある市内の道を「ひーひー」いいながら歩いているとグレッチェンが「見て見て!」っと公道?に
グレッチェンの垂れ幕が!?Σ( ̄□ ̄;)

地元じゃさすがに有名ですね。フィリピンのボクシング熱もすごいしね。空港の入管でも「ボクシングの試合で来ました。」というと係官の愛想がよくなるからね。(実話)
相変わらずの難解な道を通って家に着くと食事をいただいたんですが、

<どーみてもゴーヤ・チャンプルー>

<グレッチェン家で頂く料理がフィリピンで一番美味しかったりする>
その後、彼女の家の子供2人と遊んだり、それでも時間が余ったので
昼寝して(おいおい)
午後3時過ぎにラブ氏と一緒に試合会場に向かいました。

試合会場はマジに海軍施設の中。入り口でいきなり止められて
「外国人は入れません。」「ましてやカメラを持った外国人は許可されません。」
とストップを食いました。(汗)(フィリピン人はIDカードを預けて入域可能)ラブ氏(彼も海軍)とマッチメーカーのA氏、さらにA氏からプロモーターに話をしてもらってやっと中に入れました。(汗)そういう意味ではここの写真も貴重かも?
しかしチラシには「午後4時」と書いてあったのに、4時にいってもまだ会場の整備中だったりして、実際の試合開始は午後7時過ぎでした。(汗)
まあよくあるこった…(達観)

<試合会場には巨大なナリス氏の肖像画が…>
最近はそうなんですが、試合会場に入ればあちこちから
「ハイ、フレンド!」「ヘイ、バンコク」
と声をかけてくる選手、オフィシャル、マネージャーなどなど。
まあいつものこった…
以下、大会詳細です。
[[ 2012年12月21日 ]] TIBAY NG PINOY?(ナリス・シンワンチャー&Joven Sport Promotion)
場所:BONIFACIO NAVAL STATION, FORT BONIFACIO, TAGUIG CITY, MANILA
▼第1試合:ノンタイトル、6回戦、契約重量108ポンド
クラヴェラス・R・シンワンチャー(フィリピン) VS イアン・リグタン(フィリピン)
ナリス・シンワンチャー氏はタイのプロモーターですがフィリピンに進出し、フィリピンでマネージャーとプロモーターのライセンスを取得しています。さらに有望な選手にはスポンサーとして資金提供をし、その代わりに「シンワンチャー」の名前をリングネームに入れさせています。このやり方はタイのやり方ですね。
この試合は本来第2試合だったんですが、第1試合の選手の到着が遅れたために急遽第1試合に変更になりました。
フィリピンなどはアンダーカードの試合が白熱して面白いんですがこの試合もご多分に漏れず面白い試合に。


スピードではクラヴェラスが上回るんですが思い切りのいいフックを振るうリグタンを攻めきれず決め手がありません。
結果はドロー。いきなり接戦からの開幕です。

▼第2試合:ノンタイトル、4回戦、契約重量106ポンド
デクスター・デマクランガン(フィリピン) VS ジロー・サオノイ(フィリピン)
当初予定のアレイ・コラポからデマクランガンに選手変更。
この試合はデクスターが終始優勢。バランスが良くて思い切りのいい連打が出ますね>デマクランガン。


サオノイのジャブもカウンターで入るなど健闘はしたものの、3Rにデマクランガンに攻め込まれたところでレフェリーが試合を止めました。

デマクランガンが3R1分45秒TKO勝ち
▼第3試合:ノンタイトル、8回戦、契約重量113ポンド
バサドゥレ・D・シンワンチャー(フィリピン) VS ローランド・ニオネス(フィリピン)
バサドゥレ・D・シンワンチャーことダリル・バサドゥレ。
ってこのボクサーのマネージャーはあたしの盟友か…しかし選手よりもセコンドについてる人が100倍強そうなんですが…(汗)

メキシコのときもそうだけど、なんか
プロレスラーみたいな人が好きなのかねえ…(汗)
さて、試合ですが序盤につっかけたのはニオネスだったんですが、バサドゥレのパンチが入ると急速に失速。ニオネスも悪くはない。体幹がしっかり安定していてプーンサワットにちょっと似た感じ。


しかし、試合はニオネスがフェイントを使いすぎてパンチのやり取りに至らず面白くないシーンもありましたが、全般にバサドゥレが優勢。最後は5Rにバサドゥレの連打でニオネスがダウン。
立って戦う意思を示したもののそれまでのダメージを考慮してかレフェリーが試合をストップしました。
5R1分44秒バサドゥレがTKOで勝利

KO賞では直接ナリス氏から賞金がもらえます。


<チーム・ジェネラルサントス(パッキャオの故郷)の皆さん>

<お口直しに今回のラウンドガール>
▼第4試合:ノンタイトル、8回戦、契約重量115ポンド
ジョバンニ・エスカナー(フィリピン) VS ジョン・サロゴアル(フィリピン)

アンダーカードから見るのが楽しいのはこの試合みたいな試合が見れるためで、この試合まででもエキサイトして写真を撮りすぎてメモリーが足りなくなりそうな始末。

この試合もすさまじい打ち合い、実力拮抗、本当にボディブローでの体力の削りあいって感じで見ていても興奮するわ、疲れるわ(笑)ただどちらも決定打がなくはっきり優勢に出来ない。

アンダーでこういう試合をしてきて上に上がれば強くなるわけです。

結果はUDでエスカナーの勝利もあたし的には全く甲乙付けがたい試合でした。

<今回の美女二人♪>

<子供たちも観戦にきてます。こういうのが裾野を広げるんですよね>
▼第5試合:ノンタイトル、10回戦、契約重量126ポンド
ローヨー・G・シンワンチャー(フィリピン) VS レックス・オリサ(フィリピン)
ローヨー・G・シンワンチャーことガブリエル・ローヨーが登場。しかし明らかにレックス・オリサが優勢。っていうか
子ども扱いされてる!?Σ( ̄□ ̄;)

オリサは受けに回って、ローヨーのパンチが入ると打ち返してくるものの、完全にわざと「片手打ち」で打ち返す感じ。

終盤こそ疲れたのか普通に近い戦い方をしましたが、実力の差がはっきりした組み合わせでした。
オリサが8RTKO勝ち

ちなみに後でレックス・オリサの兄弟のリチャード・オリサ(タイで昔あったことがある)と話したら6人兄弟(3男、3女)で男3人は皆ボクサーだそうです。

<今回のラウンドガール>
▼第6試合:ノンタイトル、10回戦、契約重量118ポンド
ロドリゲス・F・シンワンチャー(フィリピン) VS ディノ・レシス(フィリピン)
以前タイで会ったことのあるロドリゲス・F・シンワンチャーことフレデリックス・ロドリゲスが登場。向こうも覚えてて会場入りしたときから挨拶してくれたんですが、彼もけっこう強いね。


1Rに左右の強いフックを振るって猛攻をかけたロドリゲスだったんですが、これで拳でも痛めたのか2R以降手数が減ります。かたやレシスはタフ。そんな強さは感じないけどタフさは一級。

<ロドリゲス(右)のパンチは入ってるんだが…>
5Rにレシスのフックがクリーンヒットしてロドリゲスが少し危うくなる場面がありましたがその後も全般にロドリゲスが優勢。でも手数が少ないラウンドが多く、
なんだよ、この展開で判定までいくのかょ〜〜
っと不満に思いつつあるところで9Rレフェリーが試合を止めてロドリゲスがTKO勝ちを収めました。

<レフェリーも最近おなじみのアバインザ氏>
▼第7試合:WBOアジアパシフィックユース・フライ級タイトルマッチ
アストン・パリクテ(フィリピン) VS ロムニック・マゴス(フィリピン)

<今回の興行のメインの方々>
入場からもう
勝負は決まったな…
というくらいの対格差のあったこの試合。パリクテは長身、リーチも足も長くそれでいて力強そう。かたやマゴスは背も低く、まだ子供みたいな顔つき。
案の定、1Rに
まさに上から打ち下ろすようなパンチでパリクテがダウンを奪います。


正直技量でもパリクテが完全に上で、マゴスのパンチは子供パンチで当たっても効いているようには見えません。
ところが、
誰もが「すぐに終わりだな…」と思ったこの試合、3Rにごちゃごちゃの展開になった時にマゴスのパンチがパリクテにうまく入ったようで
パンチ効いた〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!?(驚)
後退して距離をとろうとするパリクテを
子供走りで追いかけるマゴス!?Σ( ̄□ ̄;)

<走ってます>
懸命に距離をとって回復の時間を取ろうとするパリクテだけど
子供走りで追いかけて追撃だ!

<走ってます>
ラウンドが変わった4Rも状況変わらず、とうとうマゴスがパリクテから2度のダウンを奪います!?

もうパリクテボロボロ…

<力尽きかけているダウン直後のパリクテ>
5R開始…っとパリクテがコーナーからでてこない!?

棄権だ〜〜〜〜〜〜!?
マゴス、勝利!!!ユース王者!!!っていうか
あれで王者でいいのか!!!!!!(核爆)


陣営は大喜びでものすごい騒ぎになりましたが、あたしは近くのレフェリー、その後GABの人と「あれええの?」(汗)と話をしていた
サプライズエンディングとなりました(マジに)
試合終了時点で
夜11時半過ぎ…
まあいい経験になった海軍基地興行でした。
ではまた
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